このエントリーをはてなブックマークに追加
ラベル Book の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Book の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年12月28日水曜日

サイバーセキュリティ入門 前編


こんにちは、h_ono_222です。
今回のドトール会はで「サイバーセキュリティ入門: 私たちを取り巻く光と闇」の1. インターネットの仕組みについて発表しました。

はじめに、本書の構成について簡単に説明すると、本書では六つのテーマについて書かれています。
テーマはそれぞれ、

  1. インターネットの仕組み(プロトコル、ルーティング)
  2. 暗号の世界に飛び込もう(AES、RSAなどの暗号化方式)
  3. インターネットとセキュリティ(VPN、電子証明書)
  4. インターネットにおけるサイバー攻撃(DOSを始めとした攻撃手法)
  5. ハードウェアとソフトウェア(ハードウェアによる暗号化とその解析)
  6. 私達を取り巻くセキュリティ(法律)

となっています。
本書は全体を通して、専門用語をわかりやすい例えで説明しており、また、インターネットの基礎的な知識も得ることができることから、
コンピュータに興味がある高校生などにもオススメの一冊となっております。

1. インターネットの仕組みでは、まず電話とインターネットの違いから説明し、
インターネットが耐障害性の強いネットワークであることを示しています。

そして、通信を行うための約束事(プロトコル)に関して、セオリー通りOSI参照モデルの各層について、その役割を説明しています。

この部分を読んでおくと、インターネットの基礎的な部分が理解できると思います。

次回は4と5について発表する予定です。

2016年12月19日月曜日

「新・所得倍増論」は胡散臭い本ではなかった


先日本屋にて、「なんだこの胡散臭い本は」と思い購入しました(大変失礼ではありますが。。。)、デービッド・アトキンソン さんの「新・所得倍増論」について書きたいと思います。
日本人にとってはとても耳が痛い指摘が多く、刺激的な内容です。
(「新・所得倍増論: こうすれば実現する好況スパイラル」という本もありますが、それとは別です。)

デービッド・アトキンソン氏について


大変失礼ながら、デービッド・アトキンソンさんのことを知らなかったため、簡単に調べてみました。

  • イギリス出身、オックスフォード大学で「日本学」を学ぶ
  • アクセンチュアの前身であるアンダーセン・コンサルティングやソロモン・ブラザーズ、ゴールドマン・サックスにて金融アナリストとしてご活躍。
  • 現在は、日本の文化財専門家としてコンサルティング業務に携わっている。

生産性の低い国、日本


主な焦点でもある生産性。
こちらの算出式は、GDP / 人口になります。
ざっくり考えれば、国民一人が稼いでいるお金です。
確かによく、日本人は効率が悪い、長時間労働している割には成果が出ていない、と指摘しているものもチラホラあります。
また、この算出式を書き換えれば、GDP = 人口 × 生産性になるため、人口の増減でGDPも変わります。
日本は1億人以上の国民がおり、世界でも上位です。
そりゃあ、世界のGDPランキングでも上位にくるよね、とのことです。

変わらない、変わろうとしない日本人


「ルールだから」、「法律で決まっているから」という言葉を私も使用したことがあります。
筆者としては、これを言い訳に変わることを拒否している、と指摘しています。
私も以前は閉鎖的な業界で働いておりましたが、ペーパーレス化が進む昨今でも、大量の書類に囲まれ、「規則だから」と納得させられたことを覚えております。
確かに、同じような生活は楽です。

なぜ変われないのか?


ここから下は私の考えになります。
考える上で、先日ブログにも書かせていただきました、実行の4つの規律が役立ちました。
ほとんどの方は変わらなきゃ、と思っております。(あくまで仕事に限った話で。私生活まで含めると複雑なので。)
ただ、日常の嵐のような業務に追われ、「組織として考える時間がない」のではないでしょうか?
一人で頑張ったところで、お金もなければ成果も出ず、モチベーションも下がっていきます。
また、アトキンソン氏も「実行の4つの規律」でも同じことが書かれておりましたが、「組織の経営層が変わらない限り、変わらない」とのこと。
ボトムアップが重要だと言われる昨今ですが、それを本気で推し進めるトップの姿勢が重要ということですね

おわりとして


日常の嵐が変われない原因とすれば、「嵐の対応にかかる時間を減らす」「日常業務とは分けて、改善業務の時間を作る」などが考えられます。
どちらにしても 実行の4つの規律で提唱されている方法が有効そうなので、試してみようと思います。
ただ、私自身気をつけようと思っているのは、アトキンソン氏によれば、「世代が変わっても、今までの流れを踏襲しようとする」と指しています(そりゃ楽ですからね)。
今回考えたことを忘れず、かつ実行できるようにブログとして残しておきます。
「新・所得倍増論」は胡散臭い本ではなく、示唆に富んだ本なのでオススメです。

2016年12月9日金曜日

「心の時代」にモノを売る方法


 こんにちは、Hiroです。今回は、ドトール会で発表した本に関してのブログになります。この本は、2012年11月に出版された本です。
 ちょうどその前後に、CRM(Customer Relationship Management)のWebサービスを開発をしていて、この本以外にも「小阪裕司」さんの本はよく読み返し、開発の参考にしたものです。

 さて、この本なのですが、消費社会の変化の中でどのようにモノを売るのか、そのためにはどのような能力を磨くべきなのかが事例をもとに書かれています。各章での概要を記載しますので、ぜひ参考にして興味があれば読んでみてください。

1. 変わりゆく消費社会とたったひとつの欲求

 この章では、時代の変化とともに、消費社会が変化している歴史について書かれています。
  1. 耐乏生活期
  2. モダン消費期(高度経済成長期)
  3. ポストモダン消費期
  4. ネオポストモダン消費期(縮む消費と選ぶ消費)
 モダン消費期は、「生産と分配の経済」であり、共通の需要の概念であありまsた。一方で、現在はモノが満たされ、需要が共通的ではなく、1回ごとの試みによって(お客様が喜ばれるかどうかが)模索される消費の時代となっています。例で食の話がでてきているのですが、「胃袋から舌へ、そして頭へ」という言葉がわかりやすいのではないかと思います。空腹を満たすための食から、味を楽しむ食となり、そしてワインに代表されるような頭で楽しむ食へと移り変わっていると小阪氏は説明されています。

2. なぜ、この「現実」が見えなくなるのか

 2章では、1章のように消費活動が大きく変化しているにもかかわらず、この現実が見えにくくなっている理由を説明しています。大きく3点に絞られて説明されています。
  1. 人は見ようとするものしか見えない(メンタルモデルとしての思い込み)
  2. 複雑すぎて見えない(局所的な解しか理解できない)
  3. 変化が大きすぎて見えない(受け入れがたい状況で防御的になる)
 この内容は、この消費社会が見えないということだけに関わらず、人が陥りやすい状況を説明していて、自分も気をつけなければならないと気づかされる内容でした。

3. 売れない三重の問題とビジネスの未来

 3章では、なぜ売れないのかを3つに絞って説明しています。
  1. そもそも伝えるべき価値を伝えるべき相手に伝えていない
  2. 心の豊かさと毎日の精神的充足感の面から捉え直していない
  3. モノをコトとして見られていない

4. 新しいビジネス6つの整理要件

 4章では、新旧でのビジネス要件を対比させながら新しいビジネスでの要件を説明しています。
  1. 旧:価格訴求         - 新:価値創造
  2. 旧:商品力(感性価値)    - 新:商品力(コストパフォーマンス)
  3. 旧:顧客コミニュニティの育成 - 新:人口と立地
  4. 旧:新基準の品揃え      - 新:豊富な品揃え
  5. 旧:もてなしとしつらえ    - 新:ローコストオペレーション
  6. 旧:人材育成(感性と実践知) - 新:標準化とマニュアル化

まとめ

 この本を読んで、所有物の移転から体験の取引へという言葉が一番印象的でした。マイカーやマイホームがほしいという所有したいという欲求をおして、モノを販売するではなく、体験つまりコトを提案して、結果としてモノが売れるという考えです。もちろん、全てが上記のような消費社会となっているのではなく、現在は旧来の消費社会と新しい消費社会が併存している社会であると小阪氏も言われています。
 今後のビジネスを考えていく上で、一般的にはなりつつある考えかもしれませんが、改めてこの本を一読してみると新しい発見があると思います。

2016年12月6日火曜日

幸せになる勇気

「幸せになる勇気」の画像検索結果

今回は「嫌われる勇気」の続編となる「幸せになる勇気」
前作でアドラー心理学を学んだ青年が実際に実行してみた結果を哲人に報告するところから始まります。

本書は5部で構成されている

第一部:悪いあの人、かわいそうな私

第二部:なぜ「賞罰」を否定するのか

第三部:競争原理から協力原理へ

第四部:与えよ、さらば与えられん

第五部:愛する人生を選べ


本書の中で個人的に関心が高かったのは
「問題行動を5つの段階に分けて考える」
いかなる目的を持って問題行動にでるのかを5段階に分けて考えることで、エスカレートする前に対策を講じることができるというもの。
どの環境にいても問題行動を起こす人は存在する。
この章を読んでいるときに、問題行動を起こす人がどの段階にいるのか、いたのか、それを答えあわせしてる感覚となった。

2016年12月2日金曜日

「実行の4つの規律」について考えてみた

こんにちは、Taroです。
私の中で、昨年のブックオブイヤーは「7つの習慣」でした。
(あの当時で今更感はありましたが。。。)
その「7つの習慣」を組織で実行するテーマの「4つの規律」という本が出たようなので、今回題材にしました。

そもそも4つの規律って?

  1. 最重要目標にフォーカスする
  2. 先行指標に基づいて行動する
  3. 行動を促すスコアボードをつける
  4. アカウンタビリティのリズムを生み出す
分かるような分からないような。。。
本に記載されている内容を一部引用しながら、例としてあげると、
  • あるプランニング会社が、今年度の売上を1億円から2億円にあげることを決めた。(最重要目標
  • これを受けて、その目標を達成するためには、高いプランを選択してれる顧客を20 %増やす必要があった。(遅行指標
  • 20 %増やすために、1人1人の目標として「高いプランを勧める営業を毎日2件行うこと」とに決めた。(先行指標
  • 各人が見える場所に、目標と実績を分かりやすい図で掲示した。(スコアボード
  • 毎週必ず1回、この件に関するMTGを行い、進捗と先行指標の修正を行った。(アカウンタビリティ
遅行指標とは、先行指標を行った上での結果と書かれています。
例えば、車が故障する頻度を下げる、という目標は私たちでは関与できません。ただ、車を整備に出すことは私たちの意思で決めることができます。

じゃあ4つの規律でどんな組織を作りたいの?


本にはいろいろ記載がありましたが、私が考えるに、ボトムアップ型の組織だと思っています。
ある程度目標が明確になれば、主体的に考え、意見なども言うことができるようになるかと思います。
本の中で印象的であったのは、レガッタとラフティングの話です。
高度経済成長期のような変化が(今に比べて)乏しいときは、リーダーに合わせて漕ぐことが重要です。
ただ、現代のような、何が起こるかよく分からないような時代では、リーダーはいるにしろ、個々人で判断する機会が増えます。
組織的な動きは当然として、各々でも考えることができる組織を作りたいのかな、と思っています。

技術屋にとっての4つの規律

一概に技術屋といっても様々な職種が存在します。
今回は「製品、サービスを完成させ、納品すること」が業務上の目標である場合を想定します。

  • 最重要目標:自部署、自チームの売り上げアップ(期間と増加幅は省略)
  • 遅行指標:ある製品を納品すること
  • 先行指標:製品の工程を週単位で分割できるところまで落とし込み、その工程が終了したかどうかを指標とする
製品を納品することは、間違いなく売上に貢献できることだと思います。
とはいえ、これは結果なので、コミットできる先行指標が必要です。
これはあくまで私の考えですが、製品の工程を分割して、指標とすれば良いのかな、と思います。
1週間で2つの工程を完了させることを各々のコミットメントとし、スコアボードを作ります。
幸い、そのようなタスク管理系のアプリケーションはたくさんありますし、エクセルで簡単な図を作っても良いかもしれません。
そして、週1回のMTGで進捗報告、および案外手間がかかりそうな工程に関して共有、軌道修正を実施していきます。
あくまで私が考えた一例ですが、漫然といついつまでに完成させる。。。と考えるよりもメリハリがつくのではないかな、と思います。

4つの規律よりも7つの習慣?

4つの規律はどちらかというと管理職、マネジメント職の方向けの本という印象です。
組織の中にいかにルールを作るか、という感じですが、個人向けというと7つの習慣の方がしっくりくるかもしれません。

本の中でも、ビジネスパーソンは木である。根っこに人格(7つの習慣)があって、その上に組織の規律(4つの規律)という幹があり、スキルという葉っぱを茂らせているようです。
良い機会なので、7つの習慣も再読し、歯をみがくかのごとく、良い習慣を根付かせていきたいと思います。

2016年11月28日月曜日

「嫌われる勇気」=「他人はどうでもいい」ではない


今回の書籍は、2013年頃にかなり話題になっていたらしい(私は全く知りませんでした…)、「嫌われる勇気」です。
通して読んでみて感じたのは「とても有益な内容だけど、拾い読みやつまみ食いは危ない」でした。
少しでも本書に興味をお持ちの方は、途中を読み飛ばさず最後まで通読することをおすすめします。

というのも、文中にアドラー心理学のキーワードがいくつか出てきますが、分かりやすいスローガンや指針ではありません。
その言葉の意味するところを理解しないまま行動に移すと、むしろ痛い目を見るのでは…と思います。

例えば、本のタイトルである「嫌われる勇気」ですが、「他人なんてどうでもいいから嫌われても構わない」という論旨では全くありません
対人関係を築く上で大切なのは「他者貢献」と「他者信頼」、そして「自己受容」だと説いています。
他にも「承認欲求は不要」と強くバッサリ切り捨てていたり、他者を評価してはいけないと言いつつ、
上で述べたように「他者貢献」が重要というのがアドラー心理学の肝です。

本書の文章は「青年」と「哲人」の会話形式で進み、青年が哲人にアドラー心理学の教えを請う形になっていて
青年は文中で何度も、哲人の言葉に矛盾があると噛み付いています。
この本をネタにした当日のドトール会でも、あれこれと肯定・否定の意見が出てきて、議論の題材としては良い本でした。
アドラー自身、「それまで生きてきた年数の半分」が、アドラー心理学の理解に必要だと言っていますし、
今後も折に触れて開けば、その都度発見がありそうな本です。

2016年11月13日日曜日

GRIT(やり抜く力)

こちらの記事は下記に移転しました。
https://re-engines.com/2017/05/19/518/

2016年11月10日木曜日

自分を売り込め!

すっかり寒くなってきましたね。
寒さ関係なくエンジニアにすこぶる評判のsoft skills
「第2部 自分を売り込め! 」
を読んだ感想を書き出そうと思います。

見出しからいきなり自分を売り込めと来るんですが、
著者は自分を売り込むためには、マーケティングをする事が大事と語っております。
そのマーケティングというのも、この業界ならではのリスティング広告や、
一般的に言う市場調査といった事に限定するのではなく、
自分自身をセルフマーケティングをする事だと熱く語りかけてくれます。

 プロダクト、インフラ、ブランド、SNS、宣伝、といった要素を上手く組み合せ、
自分というコードモンキーな人間を、いかにして他者に認知して貰うという行為が、
この世界で生き抜く為に必要な要素なんだよと教えてくれます。
  • セルフマーケティング
  • ブランディングの確立
  • ブログの作り方
  • 自分がしている90%は無料化 
  • プレゼンテーション、講演
  • 本や記事を執筆する
  • バカにされるのを恐れるな
上記を引っ括めて、

「お客様に価値を提供してお金をいただくこと」

を目標に、淡々とセルフマーケティングを行うんだと刷り込まれます。

確かにこの業界で生き抜く為には、技術的な要素だけでなく、
人間としてブランドとしてアピールできるという事は、
ほんと大事なんだろうと思いますし、
著者の様に自己啓発を繰り返し、辿り着いた先で成功が待っていたら最高ですよね。

今回の第2部も日本とアメリカはちょっと違うので、?と思ったりする部分がありましたが、著者が言っている事はほんと間違ってはいないし、
今回も本気で実践しなきゃなと思わせる章は多々ありました。

その中でもこれは大事だなと思った章をピックアップすると
「最大の目標:他人のために価値を生み出せ!」
成功した人ではなく、価値を生み出す人になるよう努力せよ 
ーーアルバート・アインシュタイン

こうありたいと思った深夜0時。

2016年11月5日土曜日

7つのゼロ思考



はじめに
本書の冒頭では著者がある部署に配属されて、それまで3人で行っていた業務を一人でやらなければならなくなった。
その部署の1人の一日労働時間が平均で13時間だった。
一日平均13時間×3人で一日あたりの作業時間は約39時間。
一般的な週の労働時間とほぼ同じである。


その39時間、一週間の仕事を1人で一日で終わらせなければならなくなった著者が実践した7つの思考法が各章で紹介されている。

1.ボール=ゼロ
2.期待値=ゼロ
3.デスク=ゼロ
4.オリジナル=ゼロ
5.作業=ゼロ
6.モレ=ゼロ
7.物まね=ゼロ

個人的には第一章の「ボール=ゼロ」が感銘を受けました。
「ボール=ゼロ」と「期待値=ゼロ」はほぼ同じような事で切っても切れない関係だろうと感じた。
「デスク=ゼロ」というのは平たく言うと何かを取り出すときにはすぐに迷いなく取り出せるように常に整理整頓しましょうね。って事だと思います。

「ボール」=「タスク」と考えれば割とイメージしやすい。
ここで連想したのがメールやチャットの返事である。逆の立場で考えてみると自分が送ったメールやチャットに対して、すぐにレスポンスがある人と、あれ?無視されてる?嫌われてるのかなとか思う人もいます。どっちが友好的に感じるかは論に諭さずである。すぐに返事がある人に対してはそれ以降も頼みやすくなったりちょっとしたことでも聞きやすくなる。そうやっての積み重ねで返事が早い人に頼むことが多くなり、信頼関係も自然と出来上がっていく。
返事が遅い人に対しては早く返事が来るように文面とかも考える必要も出てきて、やはりレスポンスが遅いとストレスになりかねない。

「オリジナル=ゼロ」というのは何かを作成するときには、いちいちゼロから始めるのではなく何か参考になるものや、テンプレートのようなものを使用して時間を節約しましょうねって事です。あとはその会社や部署の伝統的に受け継がれているノウハウを否定してはいけないことと、その古びた慣習の中にもなにか新しいアイデアが眠っている可能性もあるので無下に扱うことは内容にしましょうということですね。

「作業=ゼロ」というのは人にやってもらえるものはやってもらおう!って事です。
ここではどちらかというと作業の頼み方や頼んできた人の心理などを利用して、うまく立ち回ろうということが印象的でした。
5分やそこらで終わる作業であれば、その場で待たせてしまいましょうという話が面白かった。
確かに調べ終わったりしたとして報告するのに、メールなら文章を書くのに時間がかかるし、電話にしても必ず繋がるわけでもない。電話で捕まらなかった場合が最悪のパターンで再度かけるにしても折り返しをもらうにしてもお互いがリマインドとして覚えておく必要があるからだ。
そうならないためにも5分程度で終わるものならその場で待ってもらったほうがお互いの時間が節約されるというものだった。ただすべてがこう当てはまるものではないと思うので、その時の状況で判断できればいいと思います。

「モレ=ゼロ」というのはそのままの意味で、ミスはなくしましょう。ということ。
ミスをしたらその対応にも時間がかかるし、大体の場合は自分以外の人の時間も割いてしまうからである。
ミスというのは大きく分けて2つあって

ひとつめは、【間違った】というミス。
ふたつめは、【忘れていた】というミス。

一つ目のミスに対しての対応としては
1.再チェック体制を作る
体制を作ることで結果的に再チェックを行ったほうが時間的にお得になる
2.システム化、自動化すること
身近なもので言えばエクセルのマクロを使用するなど

この章ではロジカルシンキングやロジックツリー、MECEや経営環境分析に用いられる3Cやマーケティングに用いられる4Pなどが紹介されている。このあたりにも興味があるので別途詳しく専門書を読んでみたい。



「より広く選択肢を探り、より確かに選択肢を絞る」
この思考の本質が「モレ=ゼロ」で著者がいいたいことなのであろう。


「物まね=ゼロ」
これは要するに差別化を図りましょうねってことだと思います。

本書では各章の間にコラムがあり、そのなかで特に印象に残ったひとつを紹介します。

「俺は超能力が使える」
この出だしで始まるこのコラム。この人やべえやつなんじゃないか。少し思いましたが実はちゃんといいこと書いてありました。
昨今便利な時代になりまして本を聞ける時代なんですよ。ポットキャストとかオーディオブックとかね。ながらで本の内容を知ることができるんですね。通勤しながら読書、満員電車で前の人にぶつかってでも本読んでる人がたまにいますけどちょっと迷惑と感じています。でもイヤホンから聞こえ、、、読めるのでほぼ誰にも迷惑がかからないすばらしいです。
あとは料理しながらとか、帰り道とぼとぼ10分~20分歩いたとしても往復で考えると結構な時間になりますね。これも読書の時間にしてしまえます。すばらしい。
一日往復30分だとして一ヶ月20日。10時間の読書時間が出来上がるわけです。
しかもスピード調節機能が付いているそうで2倍速にして聞けば20時間分の読書時間が錬金されます。真理に近づきましたね。

本書の表紙にも書かれていることですが
「その仕事、もう終わったの?」こういわせたら勝ちです。
7つのゼロ思考

2016年10月30日日曜日

エンジニアにすこぶる評判のsoft skills

エンジニアにすこぶる評判のsoft skills
ソフトウェア開発者における自己啓発本として結構有名な本らしい。

この本については、
単純にソフトウェア開発者なら知っておくべき事を再確認したいなと思ったのと、
読まれた方々の書籍に対する評価も概ね良さげだったので、
迷うことなくメンバーからバトンを受取り、
私は第1,2,3部を受け持ち、この本を読む事となりました。

まず、著者について。
名はジョン・ソンメズ
アメリカでITエンジニア向けサイト『シンプルプログラマー』を運営しており、
現在、不動産などその他幾つかの事業を行い、
今はプログラムを書くより、講義や事業でお忙しいそうな。

彼のキャリアのスタートは19歳から始まり、HPで仕事をしていた時期もあり、
勤め先から解雇されたり、ベンチャー企業に属して倒産するという経験をしたり、
契約社員になったり、33歳で今のスタイルを確立するまでに、
様々な経験をしてきたんだそうな。

今、彼のサイトやtwitterを拝見すると、
エンジニアやソフトウェア開発者というより、
「プロレスラーかい!」とツッコミたくなるような、
鋼のようなボディを惜しげもなく披露しており、怪しい人なんじゃないかと思ったりもします。
https://twitter.com/jsonmez/status/792554834146709504

では、本題へ。

    第1部 キャリアを築こう

 

第1部

エンジニア・ソフトウェア開発者たる者、
競争の激しいこのITの世界で、本当に成功したいと思うのなら、
今の仕事以上のことをしなければならないんだという事を教えてくれます。

ソフトウェア開発者のキャリアは、
ビジネスとして扱うといったマインドセットが必要なんだと力説しております。
事業主のマインドを持つと、自身のスキルの棚卸しや、必要なスキルの判断をするようになり、
それはとてもプラスに働くんだと。
そして事業として考えれるようになったら、次はビジネスとしての目標を考え、
何に注力すべきかを考える様に問いかけてくる。

この第1部で、エンジニア・ソフトウェア開発者にとって、
凄く大事なコアな部分を揺り動かしてくるパートがあります。

「プロとアマチュアとの違い」


プロになって変わるのはマインドセットだ。恐怖、自虐、先送り、自己不信などと戦っているときの問題は、アマチュアのような考え方をしていることにある。アマチュアは目立たない。アマチュアは休む。アマチュアは逆境に弱い。プロはそれとは異なる考え方をする。プロは、何があっても自分の姿を見せ、仕事を勧め、前進し続ける。

これを聞いて耳が痛くなる人が居るかもですね。
自身が受け持つ仕事の対価としてお金が発生していると漠然と考えているのなら、
その甘い考えは改めないといけない。
分かっております。悔い改めます。

今回のドトール会は、ソフトウェア開発者が題材であった為、
自身を投影しイメージし易かったからでしょうか、
途中何度も話を中断しながらディスカッションが出来、
面白楽しく各々の話が聞けたのではないでしょう。

本日のお会計は、4人で1,530円でした。
次回は第2部になります。

2016年10月24日月曜日

帳簿の世界史


最近のドトール会ではFintechが連続してお題になっていました。
お金にまつわる最先端の話題だったわけですが、その流れに逆行して
帳簿、つまり会計がどのように発生し、現代に至ったかという本を取り上げてみます。

簿記を勉強したことがある方ならご存知のことですが、簿記には「単式簿記」と「複式簿記」があり、
単式は家計簿のような単純なもので、業務で使用するのは複式の方です。
(だいぶざっくりな説明です。興味がある方は是非3級を勉強してみてください)

単式簿記はそれこそローマ帝国の時代から存在していたそうで、つまり紀元前から帳簿の原型はあったのですが
複式簿記が生まれたのは12〜13世紀のイタリアとのこと。そこから少しずつ欧州全体に、そして海を超えて
アメリカやアジアへと、洗練されつつ普及していきます。

本の中ではルネサンス期イタリアからフランスのブルボン朝、産業革命期のイギリス、独立後のアメリカへと
時代を追って会計の歴史を紹介していますが、以下のようなパターンがひたすら繰り返されます。

  1. 権力者が、初期のうちは財務の健全化を重視し、優秀で誠実な人間に会計を担当させる。
  2. ザル会計による赤字報告を嫌がり、財務担当者を罷免。もしくは財務担当者が死没して業務が停滞。
  3. 会計のブラックボックス化、政体の崩壊へ。

例外は東インド会社設立前後のオランダ*1くらいで、基本はこれです。
細かい報告と、それをする人が煙たがられるのは、今も昔も変わらないと思います。
「重要なのは分かってるから、詳しい人たちだけでやっといて」となるんですね。
数世紀程度では、会計が進歩しても人間は進化しないんだな〜と、この本を読んで改めて実感できました。
IT技術も似たような扱いだなと、エンジニアの自分としては思わざるを得ません。

Fintechで更に会計が加速・複雑化しているわけで、いよいよ専門家以外は帳簿を追うことすら難しくなってきそうです。
ブロックチェーンとか、情報処理を知らない人が聞いてどれだけ理解できるのか…。*2
もうとっくに、人間が紙の書類で処理する分野ではないのかもしれません。



*1: この頃のオランダは株式会社の誕生で、会計の透明化=一定期間ごとの財務報告を株主から要求されたため、簿記を軽視するわけにはいかなかったようです。
*1: 私もまだ理解が相当怪しいですが。


2016年10月11日火曜日

ブロックチェーンの衝撃



ビットコインという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ご存知の方も多いかと思いますが、あるとき突然現れた仮想通貨ですね。
日本では、下記のニュースで大々的に問題になったかと思います。
マウントゴックス破綻 ビットコイン114億円消失

ビットコインに関して、下記のSlideShareにて分かりやすくまとめられておりますので、そちらをご参考ください。(外部資料です。)
ビットコインの基礎知識と世界的なトレンド

上記のまとめスライドでもありますが、ビットコインに対する一般の方のイメージは良くないです。(かくいう私もそうでした。)
ただ、有識者の方からは非常に注目を集めております。
その理由の1つとして、ビットコインの根幹技術である「ブロックチェーン」が挙げられております。

本日はそのブロックチェーンについてまとめられた本、「ブロックチェーンの衝撃」を題材にしたいと思います。

ブロックチェーンに関する分かりやすい説明として、下記を使用させていただきました。(外部資料ばかりで申し訳ありませんが笑)
5分でわかるブロックチェーンの基本的な仕組み

ブロックチェーンは金融業界での利用が期待されております。
ブロックチェーンを使う最大のメリットは、
劇的なコスト削減
になります。
今まで「人」や「時間」がかかっていた部分に適用させることで、「効率化」が図れます。
また、コスト削減に関わる項目として、以下が挙げられます。

  • 管理の必要がない(P2Pによる分散管理)
  • ゼロタイムダウン(ノードが1つでも生きていれば良い)
  • 高速処理(複数の処理をまとめて行う)
  • 履歴の改ざん不可

ビットコインによって初めて実用されたブロックチェーンですが、いくつかの不安点も浮き彫りになりました。
そういうこともあり、現在では世界中の各企業、団体で研究が行われているようです。

FinTechもかなりメジャーな単語となってきましたが、今後の鍵を握る技術としてチェックしておきたいと思います。


余談ですが、先日ニュースにもなりました、下記のこと。

こちらもブロックチェーンなどを使用すれば、うまくお金の出所などを管理することができるのかな、とやんわり考えておりました。

Amazonに限らず、多くの企業が通販を実施しており、消費生活も大きく変わったと思います。
既存の法律、条令がこの変化に対応できていないため、ぜひ検討していただきたいと願っております。

2016年10月10日月曜日

FinTechの衝撃


 今更ではありますが、今回のドトール会は「FinTech」についてです。
この本は、下記の6章に分かれて、説明されており、各章とも非常にわかりやすく、読みやすい内容となっておりました。
  1. なぜ今、フィンテックなのか?
  2. フィンテックサービスの実際
  3. フィンテックの核心技術「ブロックチェーン」
  4. 金融機関のフィンテック戦略
  5. モジュール化する金融サービス
  6. 日本におけるフィンテックの方向性
 FinTechとは「Financial technology」の略であり、今に始まった話ではなく、昔からあった言葉です。
 1章では主に米国でのテクノロジー(モバイル化、デジタル化)の進化、市場(消費者心理、市場環境)の変化などが重なり、今改めて金融分野でのIT活用に変化が起き、また加速していることが語られています。(この部分は6章でも触れられていますが、日本とは環境がことなる部分です。)
 2章では、これも主に米国でベンチャー起業などが始めたフィンテックサービスについて触れらています。そのサービスを「新サービス」「代替サービス」「補完サービス」に分類し、下記のサービスが説明されています。
その中で特に発想の転換でうまいなと感じたのは、トランスファーワイズのP2P海外送金サービスです。これは、簡単に言うと「海外に送金したい人と海外からお金を受け取りたい人を同一国内でマッチンングさせることで、国際送金に関わる各種手数料を削減する」というサービスです。
  1. マーケットプレイス・レンディング
  2. バランスシート・レンディング
  3. ロボ・アドバイザー
  4. モバイル決済・送金
  5. デジタルバング
 3章はブロックチェーンです。ブロックチェーンについては、別の日のドトール会で話していますので、その内容を改めてブログにて記載します。
 4章は金融機関が今後どのようにFinTechと向き合うかで、提携や買収などの話題が書かれています。
 5章はサービスのモジュール化です。銀行サービスをモジュール化して考えたり、API提供についての話題がありました。特に興味深い話としては、フランスのクレディ・アグリコルの事例です。銀行がAPIを提供し、そのAPIを利用したサービス・アプリをサードパーティに開発してもらい、銀行が開設したマーケットプレイスでそれらを提供するというものです。
 6章については、1章の米国の状況と国内の状況は異なること(規制、高齢化、消費者の金融知識、国民性)を説明し、どのような考えがあるかなどが説明されていました。

 最後にドトール会での議論のまとめです。
  • 低金利時代であり、FinTechサービスの考えの中心はやはり中間手数料を削減することが主である。
  • 方法は、銀行の手数料を発生させないことであったり、AI・機械学習などのテクノロジーを利用して、人の手をなるべくかけないことなどである。
  • モバイル化、デジタル化は進み、銀行窓口に行く必要はすくなってきているし、これからもそうなる。ただ、やはり現金は必要でATMの数は減って欲しくはない。(ATM手数料はそれなりにかかるので、自分の利用銀行で夜間手数料のかからない時間に利用したいので。)
  • 国内のFinTechサービスと米国のFinTechサービスを比べるとやはり米国などの方がはるかに進んでいる感じがあるが、どのサービスも日本国内ではそれほどニーズがないからなのかもしれない。
  • FinTechサービスへテクノロジーベンチャーが参入するのは、それなりのハードル(知識・ノウハウ・資金面などで)は高そうである。
  • 今後も継続的に注目していきたい題材である。

2016年9月28日水曜日

ZERO to ONE

ペイパルマフィアと呼ばれるピーター・ティール氏の本を読みました。
ピーターティール氏つきましては下記、東洋経済さんの記事をご覧ください。
ピーター・ティールとは結局、何者なのか?
技術畑にいる私たちですが、技術のことだけ考えていては限界がきていることは感じております。
著者も作中でうたっておりますが(「おたく対営業」と副題がついております)、
目を見張るような技術(クライアントだけでなく、サーバーも)を使用していても、売れないものは売れないです。

スマホアプリを見てみてください。
ランキング上位は、テレビや駅のホームでよく宣伝されているアプリばかりですね。
ゲームとして優れており、収益が出たから、宣伝量を増やす、という好循環の結果だ、とおっしゃる方もいるかもしれませんが、
広告は強力なツールであることは間違いありません。
広告に限らず、営業やマーケティングなど、どう拡大させていくか考えることが重要かと思います。
著者は「競争企業」と「独占企業」について触れています。
「競争企業」はなんとなくイメージできるかと思います。
今はどこの業界でも価格競争を筆頭に競争が巻き起こり、疲弊しています。

じゃあ独占企業とはどういうことでしょうか?
なんとなく、インフラを握っている企業がそれにあたりそうな気がします。
著者は以下の条件に合致すると独占企業として強い立ち位置を得られる、と主張しています。
  • プロプライエタリ・テクノロジー(自社固有技術)
  • ネットワーク効果
  • 規模の経済
  • ブランディング
そして、これに合致している企業として、アップルが挙げられています。
確かに、と納得してしまいます。

筆者は、「独占企業」は「他社」を気にする必要がそこまでなく、自分たちのやりたいことができる、と主張しています。
よく独占企業には、支配的で閉鎖的、停滞感などがイメージとしてつきまといますが、その逆で、自分たちが「良い」と思ったものをどんどん形にし、イノベーションを起こすことができる、とのことです。
ことアップルだけ見ても、Mac、iPod、iPhone、iPadなど、支配的な地位を築いた後も魅力的な製品を生み出し、さらにファンを増やしています。
そうは言っても、大企業でもないし、独占企業になんてなれない。
そのときの一つの指針として、以下が挙げられています。
  • 小さく始めて独占する
  • 規模拡大
  • 既存産業を破壊しない
  • ラストムーバーになる
要はニッチトップになれということです。
あのAmazonでさえ、当初は本屋でした。
そして相性の良い分野に進出して、今の規模になりました。
また、個人的に興味深かったのは、既存産業を破壊しないことです。
「破壊的イノベーション」などの言葉に代表されますが、技術屋はイノベーションが大好きです。
ただ、既存のものを破壊しようとすると、必ず それを抑え込もうとする敵が現れます。
そうではなく、既存産業とは良きパートナーとしてやっていく方が良い、とのことです。
既に言われていることですが、技術だけで語るエンジニアはAIにリプレースされてしまうかもしれません(実現できるかどうかは別として)。
ただ技術を追い求めるだけでなく、「これをどうやって活用しようか、ユーザー目線だとどうなのか」といった基本的なところから考えられるようになり、
エンジニアだけども経営者や投資家の考えも柔軟に取り入れていきたいと思います。
本日のお会計は、5人で1350円でした。
ありがとうございました!!

2016年9月26日月曜日

10%起業 1割の時間で成功をつかむ方法



一昔前と違い、現在では転職し幾つかの会社を経験することが当たり前となってきています。
特にアメリカにおいては、

「ベビーブーム世代の人々は22歳から44歳までのあいだに平均して3年半に一度の頻度で転職している。」

という統計がでており、さらに、

「ミレニアル世代の91パーセントにおいて、一つの職場に3年以上とどまることはないと予想されている。」

そうです。
アメリカほどではないにしろ、日本でも今後は一つの職場にとどまる期間が短くなり、
より流動的になっていくことが予想されます。

急速な技術の進歩により、安泰だと思われていた業界ですら一夜にして変わってしまう現在、「起業家のように考える」ことこそ、すべての社会人にとって最も重要な能力となりつつあります。


日本の企業は社員の副業を認めない傾向が強いことから、本業を続けながら本書のような10%活動を行うことはなかなか難しいと思います。

本書を読んで感じたことは、一部の特異な人間以外は起業を目指すのではなく、常に学習して自分のスキルを高めながら人脈を広げ、キャリアアップを目指していくことが最も良いと思いました。

2016年9月19日月曜日

人工知能は人間を超えるか

人工知能は人間を超えるか

今回のドトール会は「人工知能は人間を超えるか」をテーマにしました。
人工知能について初心者の私でも面白く読めるように人工知能の歴史を紹介してくれています。
ここでは本書にでてくる印象に残った単語やシステムを各ブームに沿って紹介します。





人工知能のブーム

「推論」と「探索」の第一次人工知能ブーム1956年から1960年代
最初に人工知能という言葉が生まれたのは1956年米国東部のダートマスで開催された伝説的なワークショップで人間のように考える機械を初めて「人工知能」と呼ぶことになった。
ここから第一次人工知能ブームが始まっていく。
有名なのは探索木やハノイの塔

■探索木

探索木とは要するに「場合わけ」であり、こっちに行った場合、あっちに行った場合などで場合分けをする。そしてさらに行った先でも場合分けを行っていき、ゴールにたどり着くルートを探し出す。
※探索木には主に「深さ優先探索」と「幅優先探索」の2種類存在する。


ハノイの塔
ルール
以下のルールに従ってすべての円盤を右端の杭に移動させられれば完成。
  • 3本の杭と、中央に穴の開いた大きさの異なる複数の円盤から構成される。
  • 最初はすべての円盤が左端の杭に小さいものが上になるように順に積み重ねられている。
  • 円盤を一回に一枚ずつどれかの杭に移動させることができるが、小さな円盤の上に大きな円盤を乗せることはできない。
wiki引用

このハノイの塔も探索木で攻略することができる、円盤が移動できるすべての場合を順番に試していくのだ。

■ロボットの実行計画
探索木を使ってロボットの実行計画を作ることができる。これはプランニングと呼ばれる技術である。
プランニングとは以下3つを組み合わせて記述するSTRIPSが有名である。
・前提条件(プリコンディション)
・行動
・結果(ポストコンディション)

■第一次人工知能ブームの終わり
このころの人工知能はいわゆるトイ・プロブレムとよばれる単純な問題しか解決できないことが明らかになってきた。人間の知能をコンピュータで実現することが分かったのが第一次人工知能ブームだった。


「知識」を入れると賢くなる第二次人工知能ブーム1980年代
■コンピューターと対話する
有名なのはイライザと呼ばれる対話システムである。ツイッターのBotなどは「人工無能」とよばれているが根本的な原理は同じであるらしい。衝撃的な事実はこのイライザが開発されたのは1964年頃であることだった。

■エキスパートシステム
ある専門分野の知識を取り込み、専門家のようにふるまうことのできるシステムで1970年代にスタンフォード大学で愛初されたMYCINが有名である。
課題は多くの知識を専門家からヒアリングして知識を取り出すことや情報の管理などで膨大なコストがかかってしまうことだった。

■オントロジー研究
オントロジーとは哲学用語で「存在論」とされている。人工知能の用語としては「概念化の明示的な仕様」と定義される。


is-a関係
犬は哺乳類、イチゴは果物など
part-of関係
手は人間、指は手など

オントロジー研究によって知識を適切に記述するにはどうしたらよいかという問題にたいして2つの流派に分かれた。
・ライトウエイト・オントロジー派
本書では「コンピューターにデータを読み込ませて自動で概念間の関係性をみつけよう」というもの
代表的なものはワトソンと呼ばれる人工知能が紹介されている。

・ヘビーウエイトオントロジー派
本書では「人間がきちんと考えて知識を記述していくにはどうしたらいいのか」というもの

フレーム問題
 フレーム問題(フレームもんだい)とは、人工知能における重要な難問の一つで、有限の情報処理能力しかないロボットには、現実に起こりうる問題全てに対処することができないことを示すものである。
wiki引用

シンボルグラウンディング問題
シンボルグラウンディング問題(シンボルグラウンディングもんだい)とは、記号システム内のシンボルがどのようにして実世界の意味と結びつけられるかという問題。記号接地問題とも言う。 ハルナッド(w:Stevan Harnad)によって命名された。
wiki引用

知識を書ききることやフレーム問題、シンボルグラウンディング問題が大きな壁となり第二次人工知能ブームは終わりを告げた。


「機械学習」による第三次人工知能ブーム

ここから先が本書の面白いところになるのですが、個人的に興味を持った4つの単語を紹介します。
教師あり学習、教師なし学習
教師なし学習(きょうしなしがくしゅう, Unsupervised Learning)とは、機械学習の手法の一つである。「出力すべきもの」があらかじめ決まっていないという点で教師あり学習とは大きく異なる。データの背後に存在する本質的な構造を抽出するために用いられる。
教師あり学習は、その「出力すべきもの」も入力として与えることで教師なし学習になる。
シニフィエ、シニフィアン
シニフィアンは、フランス語動詞 signifier現在分詞形で、「意味しているもの」「表しているもの」という意味を持つ。それに対して、シニフィエは、同じ動詞の過去分詞形で、「意味されているもの」「表されているもの」という意味を持つ。
ニュートラルネットワーク
シナプスの結合によりネットワークを形成した人工ニューロン(ノード)が、学習によってシナプスの結合強度を変化させ、問題解決能力を持つようなモデル全般を指す。広義には誤差逆伝播法を用いた多層パーセプトロンを指す場合もあるが、これは誤った用法である。
ニューラルネットワークは、教師信号(正解)の入力によって問題に最適化されていく教師あり学習と、教師信号を必要としない教師なし学習に分けられる。明確な解答が用意される場合には教師あり学習が、データ・クラスタリングには教師なし学習が用いられる。中間層が2層以上ある深層学習においては、出力に近い最後の中間層を教師あり学習で、それよりも入力に近い側を教師なし学習で学習する方法がジェフリー・ヒントンらにより提案されている。
結果としていずれも次元削減されるため、画像や統計など多次元量のデータで線形分離不困難な問題に対して、比較的小さい計算量で良好な解を得られることが多い。 現在では、特徴量に基づく画像認識、市場における顧客データに基づく購入物の類推など、パターン認識データマイニングとして応用されている

自己符号化器
オートエンコーダ(自己符号化器、autoencoder)とは、機械学習において、ニューラルネットワークを使用した次元圧縮のためのアルゴリズム2006年ジェフリー・ヒントンらが提案した[1]。線形の次元圧縮としては主成分分析があるが、オートエンコーダはニューラルネットワークを使用する。

最後にシンギュラリティは本当に起きるのかという議題についてですが、シンギュラリティとは技術的特異点のことであり、ここでいうと人工知能が人工知能を修繕したり、あらたに人工知能を生み出すことである。本書でも紹介されている一文だが、「完全な人工知能を開発できたら、それは人類の終焉を意味するかもしれない」いわば映画ターミネーターのような世界である。

だが人工知能では生命を繁殖することはできないし、機械であるからには人間のもつ感情も持てないし、人間ならではの他人を思いやる気持ち「絆」と呼ばれるものもつくり出せない。これらは人類の最後に残された武器になると思っている。

しかし人工知能の発達によって我々人間の仕事が減っていくのも事実であることには目を背けられない。今後20年で多くの職業が自動化されていき、人工知能の発達によって職を失う人は少なからず出てくると思っている。私の好きな言葉の一つに「怠惰を求めて勤勉になる」という言葉があるが、人工知能の発展にはさらにその先も考えなくてはいけないように感じてしまった。


本日は計1950円をお支払い致しました。

2016年9月5日月曜日

比較文化論の試み


今回のドトール会は「比較文化論の試み」を取り上げました。
だいぶ古い書籍で、初版はちょうど40年前の1976年ですが、私の手元にあるのは第39刷(2013年)です。

読んでみると、昭和40年代に話された内容とは思えないくらい、2016年の今でも目新しく感じるような言葉が随所に見られます。
例えば文中での指摘に「自分がなぜそう考えるのか、という意識が日本人には皆無である」というのがあります。
自分の思考を把握し直そうとしない、つまり自分に疑問を持たないので、自分の考えが普遍的であると思い込んでしまうのです。

それで何が困るのかというと、交渉ができなくなります。
相手の感情や背景を斟酌できず、自分と相手を混同してしまうことになってしまいますので、当然といえば当然です。
「日本人は交渉が下手」という、よくある評価はこの辺りから来ているのかもしれません。

この本では序盤にそういった指摘をしつつ、以後はキリストやイスラムなど、いわゆる一神教の文化を例に出しつつ
一方で日本では同じ場合どうか、などといった比較・分析を行っています。

大学での講義を書き起こしたものなので、話し言葉ですんなり読みやすく、また100ページ未満というボリュームでもあり
会の途中で出た「議論の叩き台に良い本」という意見は、私もその通りだと思います。

一本のテーマに絞った内容ではありませんから、この本に出てきた単語の中から興味の沸いたところを拾っていき、
掘り下げていくきっかけになる一冊かなという感想でした。

最後に、今回のドトール代は1010円でした。

2016年8月24日水曜日

イスラーム国の衝撃

この本を紹介する理由

なにかとニュースに出てくる「イスラーム国」。
エネルギーをほぼ国外に依存している日本にとって、中東の情勢は非常に重要だと思っています。(中東以外の国も重要ではありますが。)
イスラーム国しかり、中東の情勢が悪化すれば、石油の値段にダイレクトに響き、大ニュースです。
まずは今起こっていることを把握するため、こちらの本を選びました。

イスラーム教について

こちらのサイトを参考にさせていただきました。
http://www.geocities.jp/timeway/kougi-44.html
私自身もイスラーム教に関してほとんど無知の状態でしたので、簡単に単語レベルでまとめます。
  • 一神教 → キリスト教やユダヤ教と同じ「ヤハウェ」
  • アッラー → 「神」という単語のことであり、神様の名前ではない
  • コーラン → イスラム教の聖典
  • ムハンマド → 預言者
  • スンナ派 → ムハンマドの残した慣行(スンナ)を重視している
  • シーア派 → ムハンマドの血統を重視している
  • 六信五行(ろくしんごぎょう)」 → ムスリムが信じなければならない六つのこと。「六信」とは「神」「天使」「啓典」「預言者」「来世」「天命」。「五行」とは「信仰告白」「礼拝」「断食」「喜捨」「巡礼」の五つ
  • 聖戦(ジハード) → これは、イスラム教徒が異教徒と戦うこと。戦うとは布教活動のことであり、別に戦闘に限った話ではない。また、集団義務の原理により、イスラーム教徒の中でも誰かが行えば良い
  • 終末論 → 審判の日にアッラーが人を善と悪、天国と地獄に分けてしまう

過激派といわれるグループの行動起源

イスラーム教によって世界は統治された、に代表されるイスラーム教は導く側の存在。
しかし実際は、欧米諸国やロシアの言いなりになっている。 → そんなことは許せない!
また、それを許容しているイスラーム諸国も許せない!

ジハードを理由とし、テロを行っているが、別に個人の義務でなければやらなくて良いのでは?
→ 率先して行うものは神からの務めを果たす崇高な存在となりえる。
ニュースなどで使われる略称をこちらに記載します。
  • ISIL(アイシル、Islamic State in Iraq and the Levant) → イラク・レバントのイスラム国
  • IS(アイエス、Islamic State) → イスラム国
  • ISIS (アイシス、Islamic State in Iraq and Syria) → イラク・シリアのイスラム国

イスラーム国の台頭


アラブの春

イスラーム国の台頭を説明する上で、重要な事件として挙げられます。
アラブの春は、2010年から2012年にかけてアラブ諸国にて起こった民主化運動のことです。
これにより中東諸国の統治力が一時的に弱まり、結果としてイスラーム国をはじめとした武装集団が出てきました。
また、アラブの春の特徴として、SNSによる民主化運動の拡散が挙げられます。
下記、Wikipediaのリンクです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96%E3%81%AE%E6%98%A5

カリフ制国家

アラビア語で「後継者」の意味であり、イスラーム国の指導者「バグダーティ」がムハンマドの後継者であることを宣言しました。
自分にはイスラーム共同体の行政を統括し、信徒にイスラームの義務を遵守させる役割があります、と言っているようなものです
(世界の多くのイスラーム教徒からは認められていないようですが。)
これはプロバカンダの一部だとする見方が強いようです。

人質交渉

ニュースやインターネットでも話題になる人質交渉ですが、悲惨な結果になることもあります。
倫理的、人道的には許せることではありませんが、宣伝という見方をすると、非常に興味深いようです。
特に顕著なのは斬首映像だそうです。(私もまだ見たことがないため、あくまで本の内容を引用します。)
わざと「そのとき」を外すことで、「ドラマチック」な演出として、多くの人間の目に触れるようにします。
インターネットが普及している現在では、多くの人が見るほど拡散の速度もあがるため、計画された台本ではないかと見られています。
イスラーム国にはプロバカンダ専門の部隊も存在し、その精度が非常に高いと評価されています(斬首映像は極端な行動ですが、宣伝用の雑誌などは仕上がりが良いようです)。
機関紙「ダービク」

イスラーム国は今後大きな影響力を持つようになるのか?

ここからは議論になります。
プロバカンダがうまいとはいえ、現状(少なくとも私たち一般人が見る範囲では)アル・カイーダとやっていることは変わりないかと思います。
ただし、「イスラーム国」という名前は非常に紛らわしいです。
実際日本でも「イスラーム国」と「イスラム教徒」をごっちゃにし、差別を行う事例があるようです。
http://toyokeizai.net/articles/-/63745
まだまだイスラーム国に対する対処はできていないようなので、今後もニュースには気をつけましょう。

ちなみに本日のお会計は6人で2080円でした。

2016年8月14日日曜日

「99%の会社はいらない」

ドトール会で、過去、日本のサービスや製品・企業をテーマに論議をした経緯を踏まえ
近年の日本人の中でも特異な人間ホリエモンこと堀江貴文氏にフォーカスを当て、
最新著書の「99%の会社はいらない」を今回取り上げることにしました。

ホリエモンといえば、
テレビやネットでこれでもかという位に露出してたりするので、
彼の言っている言葉を耳にした事はあっても、
対価を払わない限り、メルマガや著書で書かれている肝心な内容というのは、
降りてこないんじゃ?という思いがあり、期待値をMaxにして読んでみた訳です。

著書の中で下記を含む例を挙げているのですが、
その内容を紐解いていくと、今の彼のスタンスが垣間見えてくる気が。。

・本当に「会社」は必要なのか?
・自分の仕事が減るのが怖い
・日本からイノベーションが生まれない理由
・「最適化」で面倒な仕事を減らす
・システムがあれば感情論は要らない
・修行する時間があれば情報収集を
・キングコング西野にみる、惹きつける力
・人は「スキル」に惹きつけられる
イノベーションのジレンマと、本当の幸せの定義

彼は話の冒頭で「99%の会社はいらない」の結論に近い事を、
いきなり書いてしまってるんじゃないかと思わせてくれたりします。

「会社という不思議な枠組みのせいで”がんじがらめ”になってしまうことの方が多い」

この煩わしさを引きずってしまっていたが故に、遠回しに「会社はいらない」とこの著書で書いてるのではないでしょうか。

例えば組織が「書面の電子化」を採用し、印刷物の廃止を決断した場合において、
その組織の中で仕事を無くす人が出てくるという例があるのですが、
従来の古びたシステムからの改善により、新たなリソースが生み出されているというのに、
それを良しとせず、対応することに億劫になったり、自分の仕事が減るのが怖いから、
新しいものを拒むという内容です。

おそらくホリエモン自身がライブドアであった話が例となっていて、
自身の思惑とはズレにズレ、会社と社員へのメリットを甘受出来るチャンスを潰されてしまったという、
会社組織という呪縛に囚われてた状況を嘆いていたんだなと理解させてくれます。

上記を私自身に置き換えると、現在の組織の中でもそういった経緯があったと耳にする事があります。
古き体質を重んじ、イノベーションを受け付けない人間が、近くに実在するとか驚きを隠せませんでした。

その他、HIU『堀江貴文イノベーション大学校』、ドローン・人狼・脱出ゲーム・イケダハヤト、など、
ドトール会で、そういった内容も含めて熱く話したかったのですが、
当日「99%の会社はいらない」を自宅に置き忘れるという失態をしてしまい、
ぼんやりと漠然とした薄い話をYさん頼りで進行してしまい、
現在この記事を書きながら猛省しているところであります。

今回のディスカッションは以上となります。
お代は1790円です。

2016年8月7日日曜日

イノベーションのDNA

 今回のドトール会は、イノベーションのDNAについてです。
 この著書は、「イノベーションのジレンマ」の著者でもある「クレイトン・クリステンセン」氏のほか、共著者である、ジェフー・ダイアー氏とハル・グレーガーゼン氏が破壊的イノベータについてより豊かな理解を得ようとする、8年にもおよぶ研究をもと書かれた本になります。著書の中にも多くのイノベーティブな起業家や企業が紹介されており、この研究をするにあたって、多くのインタービューを取っていることがわかります。

 インタビューと研究から、イノベータには、共通点があるということがわかったそうで、この著書の副題として「破壊的イノベータの5つのスキル」とあるように、本書では、下記の5つのスキルについて、実例を交えながら解説されています。
  1. 関連づける力
  2. 質問力
  3. 観察力
  4. ネットワーク力
  5. 実験力
今回のドトール会では、その中でも先ず実践すべきこととして、「質問力」について焦点を当てて、話し合いをしました。昔は、ベストであったものが今でもベストは限らないし、思い切った発想の転換が必要になる時がきます。その転換のきっかけを与えてくれるのが、まさに「質問」だと思っています。

 この著書の中では4つの質問の方法について記述されています。
  1. 「いまどうなのか」の質問をする
  2. 「なぜこうなった?」の質問をする
  3. 「なぜなのか?」「なぜ違うのか?」の質問をする
  4. 「もし〜だったら」の質問をする
    1. 制約を加える「もし〜だったら」
    2. 制約を取り除く「もし〜だったら」
 私が所属している会社でも、決められたことや、過去の実例に従い、確実に実行できる人はそれなりにいます。ただ、決められたことや過去の習わしに疑問を持って、取り組んでいる人は残念ながら少ないです。つまり、それは、成長、進歩や改善の鈍化の始まりだと思っています。
 この「質問」に関連して、私は大きく2つのことに注意をしています。
 一つ目は、「今のやり方、あり方に常に質問を投げかける」です。つい、現状がそれなりに回っているとこれでよいと思ってしまいます。しかし、本当にそうだろうか、もっとうまいやり方はないのだろうかと意識的に思うようにしています。成長し続けるためには、毎日何か改善したり、新しい取り組みをし続けなければならないからです。
 二つ目は、「他人の指摘や質問に対して、真摯に耳を傾ける」です。実は、これは意外と難しいことです。例えば、会社の運用プロセスを自分が構築し、うまく回っているとします。その自分の構築したプロセスに新しく入社してきた人が、より良い指摘やなぜこんなことをしなくてはならないのか、などの疑問をぶつけてきた場合に自分の成果を否定されていると思い、それを受け入れることができない心理が働いてしまうことがあると思います。たとえ、その指摘や質問が、よりよい成長を促し、よい方向へと変化するチャンスとなるにも関わらずです。(年長者や在籍期間の長い管理職に見られる傾向で、老害と言ってもよいかもしれません。)

 最後に、今回の会の締めくくりとして、宇宙に衝撃を与えるまでとはいかないかもしれないが、この本に書かれているとおり、先ずは行動を変えるところから始めようとなりました。その一歩は、はじめは煙たがられることもあるかもしれないが、「現状に異議を唱える」、「質問をする」というイノベーションに取り組む勇気をもっていこうということです。

 今回のディスカッションは以上となります。ドトール様へは、920円をお支払いしました。