一昔前と違い、現在では転職し幾つかの会社を経験することが当たり前となってきています。
特にアメリカにおいては、
「ベビーブーム世代の人々は22歳から44歳までのあいだに平均して3年半に一度の頻度で転職している。」
という統計がでており、さらに、
「ミレニアル世代の91パーセントにおいて、一つの職場に3年以上とどまることはないと予想されている。」
そうです。
アメリカほどではないにしろ、日本でも今後は一つの職場にとどまる期間が短くなり、
より流動的になっていくことが予想されます。
急速な技術の進歩により、安泰だと思われていた業界ですら一夜にして変わってしまう現在、「起業家のように考える」ことこそ、すべての社会人にとって最も重要な能力となりつつあります。
日本の企業は社員の副業を認めない傾向が強いことから、本業を続けながら本書のような10%活動を行うことはなかなか難しいと思います。
本書を読んで感じたことは、一部の特異な人間以外は起業を目指すのではなく、常に学習して自分のスキルを高めながら人脈を広げ、キャリアアップを目指していくことが最も良いと思いました。
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