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2016年8月14日日曜日

「99%の会社はいらない」

ドトール会で、過去、日本のサービスや製品・企業をテーマに論議をした経緯を踏まえ
近年の日本人の中でも特異な人間ホリエモンこと堀江貴文氏にフォーカスを当て、
最新著書の「99%の会社はいらない」を今回取り上げることにしました。

ホリエモンといえば、
テレビやネットでこれでもかという位に露出してたりするので、
彼の言っている言葉を耳にした事はあっても、
対価を払わない限り、メルマガや著書で書かれている肝心な内容というのは、
降りてこないんじゃ?という思いがあり、期待値をMaxにして読んでみた訳です。

著書の中で下記を含む例を挙げているのですが、
その内容を紐解いていくと、今の彼のスタンスが垣間見えてくる気が。。

・本当に「会社」は必要なのか?
・自分の仕事が減るのが怖い
・日本からイノベーションが生まれない理由
・「最適化」で面倒な仕事を減らす
・システムがあれば感情論は要らない
・修行する時間があれば情報収集を
・キングコング西野にみる、惹きつける力
・人は「スキル」に惹きつけられる
イノベーションのジレンマと、本当の幸せの定義

彼は話の冒頭で「99%の会社はいらない」の結論に近い事を、
いきなり書いてしまってるんじゃないかと思わせてくれたりします。

「会社という不思議な枠組みのせいで”がんじがらめ”になってしまうことの方が多い」

この煩わしさを引きずってしまっていたが故に、遠回しに「会社はいらない」とこの著書で書いてるのではないでしょうか。

例えば組織が「書面の電子化」を採用し、印刷物の廃止を決断した場合において、
その組織の中で仕事を無くす人が出てくるという例があるのですが、
従来の古びたシステムからの改善により、新たなリソースが生み出されているというのに、
それを良しとせず、対応することに億劫になったり、自分の仕事が減るのが怖いから、
新しいものを拒むという内容です。

おそらくホリエモン自身がライブドアであった話が例となっていて、
自身の思惑とはズレにズレ、会社と社員へのメリットを甘受出来るチャンスを潰されてしまったという、
会社組織という呪縛に囚われてた状況を嘆いていたんだなと理解させてくれます。

上記を私自身に置き換えると、現在の組織の中でもそういった経緯があったと耳にする事があります。
古き体質を重んじ、イノベーションを受け付けない人間が、近くに実在するとか驚きを隠せませんでした。

その他、HIU『堀江貴文イノベーション大学校』、ドローン・人狼・脱出ゲーム・イケダハヤト、など、
ドトール会で、そういった内容も含めて熱く話したかったのですが、
当日「99%の会社はいらない」を自宅に置き忘れるという失態をしてしまい、
ぼんやりと漠然とした薄い話をYさん頼りで進行してしまい、
現在この記事を書きながら猛省しているところであります。

今回のディスカッションは以上となります。
お代は1790円です。

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