D会第3回は「ゲームの今」を選びました。
今とは言いつつ2015年2月が初版ですので、PlayStationVRやポケモンGOなど最新の話題はさすがに拾えていませんが…
それでもこの書籍を選んだのは、以下2つの理由からです。
ゲームについて語る時、昔の知識で語ってしまう
本書の冒頭でも言われていることで、ほぼ同意です。
この本では「ゲームと◯◯」のような形で、ゲームにまつわる様々なジャンルが語られています。
興味のあるところを拾い読むだけでも「ゲームって今こんなことになってるのか」と、
自分の知識や感覚を更新していくことができると思います。
ゲームは総合エンターテイメント
著者いわく「広く浅く」がテーマだそうで、全く専門外のジャンルであれば
概要の紹介に留めてくれるのはむしろありがたいです。
私にとってはサウンドやグラフィックスの分野がまさにそうでした。
なお当日、実際にディスカッションを始めてみたところ、D会のメンバーはコアな方のゲーマーからそうでない人まで、
プレイヤーとしての温度差は様々で、そんな面々だからか、今現在最も触れる機会が多いであろうモバイルゲームの話題に収束していきました。
本著でもあちこちで取り上げられるモバイル…というかスマートフォンゲームですが、数年前から主な潮流だったネイティブアプリから、
ブラウザ上で実行、もしくはダウンロードするタイプのアプリでも実際はwebviewでhtml+jsを実行させるタイプのゲームが増えつつあるそうです。
AppleなりGoogleなりの審査をいちいち待っていては、アプリの迅速なアップデートなどできるわけもありませんし
html+jsの表現力も数年前と比べて向上しましたので、少し考えてみれば自然な流れかと思います。
なお私は主にブラウザゲームを遊んでいましたが、ブラウザゲームは主にFlashで実装されていました。
Perl+CGIで築かれたサーバサイドの遺産がPHPやRubyに少しずつ侵食されていったように、Flashゲームも少しずつ
モバイルと合わせてjsに置き換えられていくのかな…と感じています。
今回のディスカッションは以上です。
お代は1790円でした。
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